メッシュジャケットは、生地の広い範囲に網目状のメッシュ素材を配し、走行風を車体側から取り込んで熱と湿気を効率よく逃がす、夏向けのライディングジャケットです。
Tシャツなどの軽装に比べ、転倒時の擦過傷や飛び石・虫から身体を守りながら、日本の蒸し暑い夏でも快適さを保てます。涼しさと安全性を両立できる点が、夏のウェア選びでメッシュが選ばれる理由です。

通気性だけでなく、プロテクションと快適な着心地を高い次元で両立しているのがダイネーゼのメッシュジャケットです。
胸・腕・背中など走行風が当たる範囲に大きくメッシュを配置。渋滞や低速など風が入りにくい場面でも熱がこもりにくく、体温調整を助けます。
肩・肘には欧州の EN1621 規格に準拠したプロテクターを標準装備。多くのモデルで胸・背中プロテクターも追加でき、通気性と保護性能を両立します。
一部モデルは取り外し可能な防風・防水フィルムを備え、朝晩の冷え込みや急な雨にも対応。夏だけでなく春・秋のツーリングでも活躍します。
身体の動きに沿った立体裁断で、前傾姿勢でも突っ張りにくい着心地。長時間のライディングでも疲れにくいフィットを追求しています。
「暑いなら着ないほうが快適」と思われがちですが、夏こそジャケットがライディングのリスクを下げ、結果的に快適な走行につながります。主な理由は次の3つです。
転倒時はアスファルトとの摩擦で皮膚が大きく削られる擦過傷(ロードラッシュ)が起きやすくなります。耐摩耗性のある素材と肩・肘のプロテクターが、万一の際のダメージを大幅に抑えます。
夏の走行は直射日光やエンジンの熱で体温が上がりやすく、熱中症のリスクが高まります。通気性の高いメッシュ素材が風を通して熱を逃がし、同時に日焼けによるダメージも軽減します。
走行中は虫の衝突や、前走車が跳ね上げる小石・砂利が肌に当たります。特に高速道路では虫が当たるだけでも痛みを感じるほど。ジャケットがこうした飛来物から身体を守ります。
EN 17092 は、ジャケットやパンツなどライディングウェア本体に関する CE 規格です。プロテクター単体を評価する EN1621 とは別に、生地や縫製そのものの安全性を評価します。
主な試験項目は「引き裂き強度」「路面との摩擦(耐摩耗)強度」「縫い目・ファスナー部分の強度」。つまりウェア本体の素材と縫製が対象です。ダイネーゼのメッシュジャケットは、いずれもこの認証を取得しています。
最も高い保護レベル ― レース・高速ツーリング向け
最上級の安全性。レーシングスーツなどが該当します。携帯性や軽量さが犠牲になることもありますが、最高レベルの保護を求める方に推奨されます。
中〜上の保護レベル ― スポーツライディング・高速ツーリング向け
一般的なライディングで求められる安全性と着心地を十分に満たす「安全性の高い」部類。がっちりとした本格的なデザインになる傾向があります。
中程度の保護レベル ― 日常走行・ツーリング向け
軽量さと着心地の良さを活かせるレベル。ダイネーゼではエントリー〜ミドルクラスや、本格的なツーリングジャケット/パンツ、メッシュジャケットがここに分類されます。
※詳しくは各製品タグにある、安全認証ラベルをご確認ください。
ライディングのスタイルや走る場所に合わせて、最適なタイプを選びましょう。
用途別におすすめの探し方をご紹介します。在庫状況は上の商品一覧、または各リンク先の絞り込みからご確認ください。
メッシュジャケットは、夏場の通気性を重視したライディングジャケットですが、一般的なTシャツや薄手の衣類とは異なり、ライディング時のリスク軽減を考慮して設計されています。
ダイネーゼのメッシュジャケットは、モデルにより仕様は異なりますが、肩・肘にCE規格に適合したプロテクターを標準装備しているものが多く、耐摩耗性を考慮した素材と組み合わせることで、快適性とプロテクション性能の両立を目指しています。
真夏でも軽装になりすぎず、一定の保護性能を確保したい方に適した選択肢です。
メッシュジャケットは基本的に真夏の使用を想定した通気性の高いウェアのため、春先・秋口・早朝・夜間・山間部などでは肌寒く感じる場合があります。
快適に使用できる気温は体感や走行環境によって異なりますが、気温が下がる季節まで幅広く使いたい場合は、防風インナーや防水インナーを備えたモデル、またはインナーを重ね着しやすいサイズ感のモデルがおすすめです。
特にツーリングで標高差のあるルートを走る方は、温度変化に対応できる組み合わせを選ぶと安心です。
メッシュ素材は通気性を高めるために風を通しやすい構造になっており、基本的には水も通します。そのため、メッシュジャケット単体で本格的な雨に対応するものではありません。
急な雨への備えを重視する場合は、防水インナー付きのモデルを選ぶか、コンパクトに収納できるレインウェアを携行することをおすすめします。
夏場の街乗り中心か、長距離ツーリング中心かによって、必要な防水対策は変わります。
多くのモデルでは、肩・肘のプロテクターが標準装備となり、背中や胸部のプロテクターは別売りで追加できる仕様です。
対応するバックプロテクターやチェストプロテクターを装着することで、背中や胸部への衝撃に対する備えを高めることができます。
より安心してライディングを楽しみたい方や、高速道路・ツーリングでの使用が多い方には、ジャケットに対応したプロテクターの併用をおすすめしています。
ライディングジャケットは、見た目のサイズ感だけでなく、プロテクターが正しい位置に収まることが非常に重要です。
肩・肘のプロテクターがずれにくく、前傾姿勢をとった際にも突っ張りすぎないサイズをお選びください。
また、背中や胸部のプロテクターを追加する場合は、その分の厚みも考慮する必要があります。各商品ページのサイズチャートを参考にしながら、普段着用するインナーの厚みや使用する季節も含めてお選びください。サイズに迷う場合は、実店舗での試着、またはスタッフへのご相談がおすすめです。