バイクに乗るなら、自分の身を守る必要があります。どんな走行でも、必ず認証を受けたテクニカルウェアを選びましょう。
ヘルメットは法律で唯一着用が義務付けられている装備であり、最初に考えるべきプロテクターです。
Smart Jacketは、MotoGP™で開発されたD-air®テクノロジーを搭載し、背中と胸部を保護するエアバッグベストです。
D-air®ウェアの代替として、脊椎を守るバックプロテクターの着用は不可欠です。
モーターサイクルジャケットは、クラシックで象徴的なウェアです。現在では、あらゆるニーズに応えるため、さまざまな素材が使われています。
バイク用パンツ、グローブ、テクニカルシューズは、街中の短距離走行でも欠かせない装備です。
何カ月にもわたる努力や犠牲、家族や大切な人を説得する時間を経て、ついに最初の(そしてできれば最後ではない)バイクを手に入れたのですね。おめでとうございます。
ライディング技術の習得に励むことはもちろん大切です(公認インストラクターによる講習を受けるのも一案でしょう)。しかし同時に、もう一つ知っておくべきことがあります。それは、バイクに乗る以上、自分の身を守らなければならないということです。
バイクに乗ることは、世界で最も素晴らしく、魅力的な体験の一つですが、適切なテクニカルウェアが不可欠であることを忘れてはいけません。スキーに行くのに、スキーウェアなしで出かけますか? バイクも同じです。
それは安全のためだけではなく、快適さのためでもあります。専用に設計されたウェアを着ることで、余計なことに気を取られず、ライディングそのものに集中できます。考えることは、ただ走ることだけになります。
モーターサイクルヘルメット
最初に、そしておそらく最も重要なライディングギアがヘルメットです。ちなみに、法律で着用が義務付けられている唯一の装備でもあります。その理由は説明するまでもないでしょう。身体の中で最も繊細で大切な部分を守るからです。
現在では、フルフェイス、モジュラー、オープンフェイスなど、ライディングスタイルや好みに合わせた非常に多くの種類があり、カラー展開も豊富です。
最大限の保護性能と軽さを求めるなら、AGV K6のようなフルフェイスヘルメットを検討してみてください。コンポジットファイバー製シェルを採用し、多数のフロントエアベントとリアエキストラクターを備えています。ストラップはダブルDリング式で、内装は取り外し可能・洗濯可能・低アレルギー仕様です。

AGV K6
バックプロテクター
バックプロテクターも、法律で義務付けられていないとはいえ、実際には同じくらい重要な装備です。私たちは、これを事実上の必須装備だと考えています。
脊椎を守ることは、頭部を守ることと同じくらい重要です。つまり、バイクに乗るなら、認証を受けたバックプロテクターを購入し、必ず着用してください。
現在ではさまざまなタイプのバックプロテクターがあり、それぞれに特長がありますが、最初の一枚としては、軽量で通気性が非常に高く、柔軟性があり、調整可能なストラップを備えたPro-Armorバックプロテクターをおすすめします。
モーターサイクル用エアバッグ
テクノロジーは止まることなく進化しており、モーターサイクルウェアの分野でも、この10年で大きな進歩がありました。
その代表例がSmart Jacketです。これは、Dainese D-air®モーターサイクルエアバッグシステムを内蔵したベストタイプのウェアです。
Smart Jacketは、重量がわずか1kg強と軽量で、電子制御で作動し、背中と胸部を保護します。どんなジャケットの上にも下にも着用でき、必ずしもバイク用ジャケットである必要はありません。
他のウェアやバイク本体との接続は不要で、簡単に折りたたむことができます。通気性と耐水性も備えているため、夏場でも使用でき、突然の雨を心配する必要もありません。
Smart Jacketに搭載されているD-air®エアバッグ技術は、プロのMotoGP™ライダー用スーツのために開発されたものと同一です。私たちDaineseは、この技術に25年以上取り組んできました。
D-air®は、エアバッグと電子コンポーネントという2つの主要要素で構成されています。Smart Jacketのエアバッグは背中と胸部を覆い、特許取得済みのマイクロフィラメント技術を用いて作られています。
この独自の構造により、全体に均一かつ高圧で膨張し、カバーされるすべての部位で同等の保護性能を発揮します。Smart Jacketのエアバッグは、従来型バックプロテクター7枚分に相当する衝撃吸収性能を備えています。
D-air®の電子コンポーネントは、コントロールユニット、20年以上にわたって開発されたアルゴリズム、そして複数のセンサーで構成されています。
コントロールユニットは、加速度センサー、ジャイロスコープ、GPSから送られるデータを毎秒1,000回解析し、事故の挙動を自律的に認識してエアバッグを作動させます。

Dainese Smart Jacket
モーターサイクルジャケット
最も象徴的なライディングウェアの一つが、モーターサイクルジャケットです。レザー製とファブリック製があります。
最初の一着としては、Air Frame D1 Texのようなジャケットが候補になるでしょう。大きなメッシュパネルを備え、高温環境に特に適したファブリックジャケットです。
取り外し可能な防風ライナーが付属しているため、気温が低い状況でも着用でき、幅広いシーンで使用できます。肩と肘には認証済みプロテクターが装備され、背中には専用バックプロテクターを収納できるポケットがあります。
モーターサイクルパンツ
モーターサイクルパンツはジャケットと対になる装備で、こちらもレザー製とファブリック製があります。
通勤や日常の移動など、街中でバイクを使う場合には、Casual Slim Tex Pantsが選択肢になるでしょう。これらはArmalith®という素材を使用しており、柔らかさを保ちながら、摩耗や引き裂きに対して非常に高い耐性を持っています。
Armalith®は、コットン、ライクラ、そしてUHMWPE(超高分子量ポリエチレン)と呼ばれる特殊繊維の混合素材です。鋼鉄以上の機械的強度を持ちながら、普段着のパンツのように一日中快適に着用できます。膝と腰には、柔らかい認証済みプロテクターが内蔵されています。





モーターサイクルグローブ
見過ごされがちですが、モーターサイクルグローブは非常に重要な装備です。転倒を想像してみてください。人は本能的に、手で身体を守ろうとします。
それだけでなく、高速道路で小石がナックルに当たる、といった日常的な出来事も考えられます。短距離の走行であっても、グローブの着用が重要であることは理解できるでしょう。
着脱が簡単で、非常に軽く柔軟なモデルもあります。その一例がMig 3です。レザーと通気性・伸縮性に優れたファブリックを組み合わせたショートグローブで、温暖から暑い気候に適しています。ナックルプロテクターも装備されています。
テクニカルシューズ
最後に紹介するのがモーターサイクルシューズです。これも、思っている以上に重要な装備です。
転倒時には、足がバイクの下敷きになる可能性がありますし、転倒しなくても、強く足をつく場面はあります。Metropolis Shoesのようなテクニカルシューズは、足や足首のケガのリスクを大幅に軽減します。
見た目はクラシックなスニーカーで、快適性も同様に備えているため、普段使いも可能です。しかし実際には、個人用保護具(PPE)として設計されています。
頭から足先まで、バイクに乗るときは身体のすべてを守る必要があります。始めたばかりの頃は、やり過ぎに感じるかもしれません。
しかし、適切なテクニカルウェアを身に着けることで、守られているからこそ得られる自由があることに、きっと気づくはずです。それこそが、私たちの目指すところです。
