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モーターサイクルAGV

ツーリングヘルメットの選び方ガイド|安全性・快適性・軽さを備えたモジュラーヘルメットのポイント

公開日:2026年2月7日
執筆者:ダイネーゼAGVジャパン編集部

モジュラーヘルメットは、長距離走行において安全性・快適性・実用性を提供するために設計されています。

開閉可能なチンガードは通気性を高め、同乗者や仲間とのコミュニケーションを容易にします。

ヘルメット内装の作り込みは、長時間着用後の不快感を防ぐために不可欠です。

光学クラス1のバイザーは歪みを排除し、目の疲労を軽減して集中力を高めます。

変化する天候に合わせてヘルメットを適応させられるかどうかは、長距離ツーリングでは大きな差を生みます。

新しいヘルメットの購入を検討していますか。この重要な段階では、各カテゴリーごとに製品の個性を決定づける特有の特徴があることを思い出すとよいでしょう。ツーリングヘルメットには、レーシングヘルメットと同等の安全性に加え、長時間走行でも首の筋肉に負担をかけない快適さと軽さが求められます。

さらに、このカテゴリーでは実用性も欠かせません。そのため、ツーリングライダーの間で最も支持されているのが、ワンタッチでチンガードを開けられるモジュラーヘルメットです。

走行中にジェットヘルメットのように使用できるかどうかは、P(Protective=フルフェイス)またはP/J(Protective/Jet=フルフェイスとオープンフェイスの両対応)といったホモロゲーションの種類を確認する必要があります。前者の場合、正しく使用できるのはクローズ状態のみで、後者では両方の形態で使用可能です。

いずれの場合でも、休憩のたびに、たとえ数秒であってもヘルメットを脱がずに開けられる利便性は大きな魅力です。仲間と会話したり、水分補給をしたり、単に外の空気を吸ったりするのが容易になります。

長距離走行における快適性

安全性はすべてのヘルメットに共通する必須条件ですが、ツーリングヘルメットにおいて特に重視すべき要素のひとつが快適性です。短時間の試着では快適に感じられても、数時間後には耐えがたいものになることもあります。

では、何に注意すべきでしょうか。まず、正しいサイズを慎重に選ぶことが重要です。次に、内装の構造や素材に注目してください。細部まで丁寧に作られ、仕上げに配慮されているほど、装着した直後の心地よさが一日中持続する可能性が高くなります。また、内装が取り外して洗えるかどうかも確認しましょう。

AGVはすべてのヘルメットにおいて、2DryやDrySpeedといった高品質なファブリックを採用しています。これらはライダーの頭部から素早く湿気を逃がす素材です。

さらに、RitmoやShalimarといった、肌触りが柔らかく繊細な専用ライナーも使用されています。ヘルメット全体の設計においては、各パッドと頭部との間に不快な接触点が生じないよう、特別な配慮がなされています。

あらゆる状況での完璧な視界

二次的な要素として扱われがちなバイザーですが、実際には大きな違いを生む重要なパーツです。単なる防風シールドではなく、道路や周囲のすべてを見るための“レンズ”そのものだからです。

光学クラス1のバイザーは歪みを排除し、目に負担をかけません。その結果、集中力と安全性の向上につながります。AGV Ultravisionは、水平方向190°、垂直方向85°という非常に広い視野角を実現しています。この広大な視界により、周囲で起きていることを見逃すことがありません。

完璧な視界を確保するだけでなく、バイザーは保護性能も備えていなければなりません。ヘルメットの弱点になってはならないため、衝撃に対する安全性を確保するための最低限の厚みが必要です。

2021年初頭から施行されているバイク用ヘルメットの認証規格ECE22-06では、従来の22-05とは異なり、バイザー自体にも衝撃試験が行われ、その強度が確認されます。また、バイザーは大きなストレスに耐えられる堅牢な機構でヘルメットに固定されている必要があります。

そのためAGVのヘルメットでは、一般的なプラスチック製ではなく、金属製のバイザー機構を採用しています。同時に、この機構はEPS層のスペースを奪わず、こめかみ部分の保護性能に影響を与えないよう、可能な限りコンパクトに設計されています。

バイザーの歪みテスト

バイザーの歪みテスト

羽のような軽さ

高速道路やアルプスの峠道であっても、ヘルメットの軽さは大きな違いを生みます。数百グラムは大した差に感じられないかもしれませんが、一日中走行した後には、その重さが首の筋肉に確実に影響します。

そのためAGVは、すべてのカテゴリーにおいて軽量性を製造プロセスの重要な柱のひとつとしています。

カーボンや複合繊維は、最高レベルの安全性を確保しながら、大幅な軽量化を実現します。ただし、重要なのは静的な重量だけではありません。実際には、動的重量のほうがさらに重要です。

風洞実験に基づく綿密な設計により、空気の流れが最適化されたヘルメットが生まれます。その結果、高速道路を130km/hで走行しているときには、まるで無重力のように感じられるほどです。

あらゆる状況に対応

優れたツーリングヘルメットは、一日の中で変化する天候にも動じません。走行中でも調整しやすいベンチレーション、リアの排熱システム、サンバイザーは、光量や気温の変化に対応するための最適な装備です。

また、すべてのAGVヘルメットに備わっているPinlock対応も忘れてはなりません。寒冷時や雨天時の曇りを防ぐために不可欠な要素です。

AGVはベンチレーションにも細心の注意を払っています。これは過酷な状況において大きな助けとなります。優れた通気性は猛暑からライダーを守るだけでなく、悪天候時にも決定的な役割を果たします。

必要な分だけエアベントを開けて熱交換を促しつつ、水の侵入を防ぐことで、バイザーの曇り防止にも貢献します。

専用設計の空力性能

ツーリングヘルメットにおいても、空力性能の研究は重要です。走行速度自体はそれほど高くありませんが、優れた空気の流れと専用のエアロダイナミクスパーツにより、風切り音や低周波ノイズが低減され、静粛性が大きく向上します。

あごひも(リテンションストラップ)

モジュラーヘルメットにおいても、あごひもは重要な差別化要素です。よりスポーティなモデルでは、最高レベルの安全性を保証するダブルDリングを採用しています。

一方で、実用性を重視したモデルでは、グローブを着用したままでも簡単に操作できるマイクロメトリックバックルが採用されています。

通信システム

多くのツーリングライダーにとって重要なのが、ヘルメットにインカムを組み込めるかどうかです。これにより、走行中に同乗者や仲間と会話したり、スマートフォンで通話の発信・受信が可能になります。

AGV Tourmodularは、モジュラーヘルメットとして初めてDMC™(Dynamic Mesh Communication)技術を統合したAGV Insydeインカムに対応しています。DMC™技術により、最大15人のライダーが、1.2km間隔で、最大6kmの範囲内において安定した接続を確立できます。

AGVはツーリングヘルメットを徹底的に研究し、長距離走行において利点となるあらゆる要素を最適化してきました。新品の快適な装着感を長く保つ、細部まで配慮された内装。

多様な状況に対応できる比類なき安全性能。常に周囲を把握できる、これまでで最も広い視野角。空気を切り裂き、騒音と首への負担を最小限に抑える最先端の空力性能。そして、あらゆる天候下で理想的な快適性を維持する最適化されたベンチレーションです。

ダイネーゼAGVジャパン編集部のアバター

ダイネーゼAGVジャパン編集部

ダイネーゼAGVジャパン編集部は、イタリア発のモーターサイクルウェアブランド「Dainese(ダイネーゼ)」およびヘルメットブランド「AGV(エージーブイ)」の日本正規輸入元として、製品情報・アスリートのインタビュー・ブランドの今を発信する編集チーム。 ビギナーからエキスパートまで、ライダーの安全性を最優先にした情報提供を行っています。

2026年2月7日公開
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