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マウンテンバイク

グロリア・スカルシ:トラック競技からエンデューロ・ワールドシリーズへ挑む新星

公開日:2026年2月7日
執筆者:ダイネーゼAGVジャパン編集部

Daineseの使命は、常にあらゆるレベル、あらゆる状況において、すべての人が自分の可能性を最大限に発揮できるようにすることです。そのため、私たちは可能性の限界をさらに押し広げ続けています。だからこそ、守り、支え、最高のパフォーマンスへと導くために、若い才能を常に探し続けているのです。

2022年、私たちはCanyonとタッグを組み、エンデューロ・マウンテンバイクの世界で新たなプロジェクトを立ち上げました。それがCanyon CLLCTV Dainese Enduroです。このチームは、エンデューロ競技におけるワールドカップに相当する最高峰シリーズ、Enduro World Series(EWS)で即座に戦える体制を整えています。

Canyon CLLCTV Dainese Enduroの目標

目標は、若い才能を世界最速のライダーへと育て上げることです。Canyon CLLCTV Dainese Enduroは、有望なプロライダーの育成に焦点を当てたラインアップで、彼らがファクトリーチームのサポートを受けながら最高レベルの舞台に全力で挑み、自身の可能性を余すことなく発揮できる環境を提供します。

新星グロリア・スカルシの紹介

若手発掘というこの方針のもと、チームはこれまでプライベートチームでEWSを戦ってきたプロライダー、Slawomir LukasikとAlexis IcardoにCanyon Strive CFRのハンドルを託しました。
そして、Enduro World Seriesに初参戦する新顔として、Gloria Scarsiが加わります。

Canyon Strive CFRでレースに臨むCanyon CLLCTV Dainese Enduroチームのライダー

Gloriaには特別なストーリーがあります。幼い頃からロードとトラックのレースで才能を発揮し、イタリア代表チームに選出。2018年にはヨーロッパ・ユース・トラック選手権で優勝しました。その後、友人たちと楽しむ中でエンデューロに挑戦し、まったく異なる競技への転向を決断します。
ここでも彼女はすぐに国内大会で好成績を収め、いまやEWSという最高峰の舞台に挑む準備が整いました。

Gloriaへのインタビュー

EWS 2022シーズン開幕を前に、私たちはGloriaに話を聞きました。以下はその内容です。

名前、年齢、身長、所属チームを教えてください。

「グロリアです。21歳で、身長は171cm。Canyon CLLCTV Dainese Enduroチームで走っています。」

いつ、どこで自転車を始めましたか?

「7歳のときです。リグーリア州のアルベンガで、今もそこに住んでいます。」

マウンテンバイクに転向する前は、どんな競技をしていましたか?

「14歳からロードとトラックのレースに取り組んでいました。」

マウンテンバイク歴はどれくらいですか?

「ロードとトラックをやめたときは、自転車から完全に離れたいと思っていました。疲れていたんです。でもその頃、友人たちに誘われて、レース用とはまったく違うエンデューロバイクに乗ってみました。それが2020年の初めで、その1週間後には初めてのエンデューロバイクを買っていました。」

マウンテンバイク、特にエンデューロのどんな点に惹かれましたか?

「エンデューロは、すべてがライダー次第なところが好きです。自分とバイクだけ。レースで起こることは、すべて自分自身の責任なんです。」

レース当日の朝は、どのように準備しますか?

「慌てず、早すぎない時間に起きます。寝るのが好きなので、しっかり休んだ状態でレースに臨めるようにしています。朝食の後はパドックに行き、音楽を聴きながらベストをジャージに装着し、準備を整えてスタートを待ちます。」

レース前や大きな障害物を前にしたとき、どうやって恐怖心をコントロールしていますか?

「レース前はできるだけ落ち着くようにしています。緊張が高まるのは本当に直前ですね。スペシャルステージのスタートに立つと、自分だけの世界に入って、やるべきことにしか集中できなくなります。」

準備は、恐怖心を抑え、限界に挑む自信を得るうえでどんな役割を果たしていますか?

「ロードやトラックで過ごした年月から、多くを学びました。冷静さを保ち、レースそのものに集中することが大切です。それはエンデューロでも同じ。コースを把握し、攻められる場所とそうでない場所を見極める必要があります。
また、トレーナーのAlexと一緒に行っているフィジカルトレーニングも、長く過酷なレースでは欠かせない要素です。」

トレーニングとレースでの哲学

好きなバイクトレーニングは何ですか?

「インターバルトレーニングが好きです。高強度と低強度を交互に行う非連続的なトレーニングですね。終わった後は完全に疲れ切りますが、気持ちはすっきりして、やり切った満足感があります。」

バイクでのトレーニングとジム、どちらが好きですか?

「バイクです!」

これまでで一番重いケガは?

「2021年7月、イタリア・エンデューロ選手権で転倒し、脊椎を7か所骨折しました。」

満足できない走りで勝つのと、110%出し切って2位になるのとでは、どちらを選びますか?

「楽に勝つよりも、勝てなかったとしても全力を出し切ったと分かる方がいいです。」

2022年シーズンの目標は?

「今年の目標はEWSで良い成績を残すことです。全力を尽くしたいし、新しいチームで必要な環境が整っているので、パフォーマンスだけに集中できると思っています。」

マディなコースとダスティなコース、どちらが好きですか?

「ダスティです。」

根っこが多いコースと岩場、どちらが好きですか?

「岩です。」

27.5、29、またはマレットホイール、どれが好みですか?

「間違いなく29です。」

今年レースで使うバイクは?

「Canyon Striveです。」

レース用バイクのセッティングについて教えてください。

「コースによります。とても急な下りがある場合は、ストロークを最大限に活かすためフォークをやや柔らかめにします。逆に走りやすい道が多ければ硬めにします。リアショックは常にフリーにして、性能をフルに発揮させるのが好みです。」

他に秘密はありますか?

「ひとつだけあります。レースでは必ず同じ靴下を履くんです。その靴下は、トレーニングでは一切使いません!」

2022年シーズンの展望

Gloria、Slawomir、Alexisを擁するCanyon CLLCTV Dainese Enduroチームのシーズンは、2022年6月4日、スコットランドのツイード・バレーで開催されるEWS開幕戦からスタートします。

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ダイネーゼAGVジャパン編集部

ダイネーゼAGVジャパン編集部は、イタリア発のモーターサイクルウェアブランド「Dainese(ダイネーゼ)」およびヘルメットブランド「AGV(エージーブイ)」の日本正規輸入元として、製品情報・アスリートのインタビュー・ブランドの今を発信する編集チーム。 ビギナーからエキスパートまで、ライダーの安全性を最優先にした情報提供を行っています。

2026年2月7日公開
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