ミドラー(ミッドレイヤー/中間着)は、ベースレイヤーとアウタージャケットの間に着る一枚です。ウェアの隙間を埋めて空気の層を作り、保温性を高める役割を担います。薄手でも高い防風効果を発揮するモデルが多く、着ぶくれを避けながら暖かさを足せるのが特徴です。
冬のライディングを快適にする鍵は、防風・保温・透湿の3要素をいかにバランスよく整えるか。ミドラーはその中でも「保温」を担当する中核であり、厚着に頼らない効率的な防寒を可能にします。

単体でも着られる仕立てながら、ジャケットの下に重ねることを前提に設計されているのが、ダイネーゼのミドラーです。
ウェアの隙間を埋め、空気の層を作ることで保温性を高めます。厚みで暖かさを出すのではなく、構造で熱を保持するため、動きやすさを損ないません。
GORE-TEX 社の「WINDSTOPPER」に代表される防風素材を採用したモデルを展開。薄手でストレッチ性がありながら、走行風の侵入を効果的に防ぎます。
ジャケットの下に着ることを想定した、もたつきの少ない設計。袖のないベストタイプなら、肩まわりの可動域を確保しながら胴体を効率よく保温できます。
中綿入りジャケットやダウンベストなど、単体で羽織れるデザインのモデルも。走行中は中間着として、降りた後は普段着として使えます。
単に厚着をするのではなく、それぞれの層が役割を分担することで、防風・保温・透湿のバランスを効率よく取れます。ミドラーは、その真ん中を受け持つ層です。
DRYARN などのテクニカルインナー。肌から出た汗を吸わずに外側へ発散し、衣服内の湿気を抑えます。
ウェアの隙間を埋め、空気の層を作って保温性を高めます。防風性に優れたモデルなら、薄手でも高い防風効果を発揮。ベースレイヤーが発散した水蒸気を妨げずに通すことも重要な役割です。
防水・防風メンブレンを採用したジャケット。外からの風や雨を遮断しつつ、メンブレンの微細な孔が水蒸気だけを通すため、内側が蒸れにくくなります。
気温と走り方、そしてアウターの余裕(サイズ)に合わせて選ぶのが基本です。防風性の有無で体感は大きく変わります。
ミドラー(ミッドレイヤー/中間着)は、肌着であるベースレイヤーと、外側のジャケットの間に着る層です。ベースレイヤーが汗の処理を担うのに対し、ミドラーはウェアの隙間を埋めて空気の層を作り、保温性を高める役割を担います。
役割が異なるため、どちらか一方ではなく、組み合わせて着ることで効果を発揮します。
アウターは主に風と雨を遮断する層です。防風性だけでは冷気の侵入を防げても、保温性がなければ体温はすぐに奪われてしまいます。防寒対策では「防風 × 保温」の両方を意識することが基本です。
ミドラーを加えると、気温に応じて着脱するだけで調整できるようになり、一枚のジャケットを長いシーズン使えるようになります。
暖かさは得られますが、かさばって着ぶくれしやすく、ジャケット内で突っ張って動きにくくなります。また汗や湿気を保持しやすい素材だと、衣服内に湿気がこもり、汗冷えの原因になります。
厚着ではなく、機能素材によるレイヤリングが最も効率的な防寒方法です。バイク用のミドラーは、薄手でも保温性と防風性を確保し、透湿性を妨げないよう設計されています。
アウターの防風性が十分でない場合や、走行風の冷たさが気になる場合は、WINDSTOPPER などの防風素材を採用したモデルが効果的です。薄手でストレッチ性がありながら、風の侵入を効果的に防ぎます。
一方、アウターが防水・防風メンブレン採用で風を十分に遮断できているなら、中綿やフリースで保温性を優先するモデルが快適です。組み合わせるアウターの性能に合わせてお選びください。
ミドラーはジャケットの下に着るため、普段着として選ぶサイズより窮屈にならないかをご確認ください。とはいえ大きすぎると生地がだぶつき、空気の層が偏って保温効率が落ちます。
ジャケットのフィット感によって適切なサイズは変わります。迷われる際は、実際に合わせるジャケットとあわせて店頭で試着されることをおすすめします。